ショットブラスト工程の “完全無人化” に向けて

人の作業が楽になると、生産現場はどう変わる?

ショットブラスト工程が抱える
課題と解決策

ショットブラスト工程の現状と課題

深刻な人手不足が続く昨今、生産現場では性別や年齢、国籍を問わず多様な人材の採用が進んでいます。

従来は重量物を持ち上げたり、経験値頼りの作業や判断により品質にバラつきが出たりと、人手不足でありながらも作業者を限定せざるを得ない問題が発生していました。

このようなことに経験ありませんか?

  • 時々品質が低下するけれど、その原因がいつも分からない
  • 仕上がりの良し悪しの判断が作業者の経験値頼りになっている
  • 投射材袋や製品など、重量物を頻繁に持ち上げる作業がある
  • 投射材の補充や集じん風量の調整など、タイミングや調整量が経験値頼りの感覚的な保全作業が多数ある
  • 消耗品の発注忘れやメンテナンス不足による設備故障で、操業が突発的に停止してしまう
  • 上長への報告用レポート作成に手間を取られている

このような課題が内在しているかもしれません

  • 点検箇所が多く、メンテナンスを先延ばしにしている箇所がある
  • 日々の保守点検漏れにより、仕上がり不良が発生してもメンテナンス箇所が分からない
  • 人手不足でありながら、作業者を限定する作業が多数ある
  • 人の作業が多く、省人化や適材適所の人員配置が進まない
  • 集じん機フィルタに付着した粉じんの払落しといった健康被害や危険を伴う作業がある
  • 消耗品の発注のタイミングが分からない
  • 稼働中の設備データが記録されていない

新東工業が目指す、ショットブラスト工程の“完全無人化”構想

このような現状に対する解決策として、ショットブラスト機の状態を維持する「保守点検」、製品の搬入出や前後工程との搬送を行う「搬送・搬入出」、製品の仕上がり品質を維持する「品質管理」という3つの観点において、新東工業はショットブラスト工程の“完全無人化”を目指しています。

ショットブラスト機が自動検知・判断し、自律稼働することで人の作業を楽にし、省人化や人手不足対策としても貢献します。表面づくりのリーディングカンパニーとして、加工だけでなく、消耗品の発注から廃棄物の処理まで、より良いものづくり現場の在り方を追求していきます。

自動化・無人化がもたらすメリット
  • 省人化や人手不足対策が可能
  • 作業の熟練度にかかわらず、誰でも同じ加工が可能
  • 作業者の経験値による対応の差がなくなり、仕上がり品質が安定
  • 投射材の量・粒度が安定することで、仕上がり品質が安定・向上
  • 異常稼働を知らせるアラートが出るまでメンテナンスフリーで作業に集中可能
  • 稼働中の設備データが自動で記録されることで、メンテナンス時期・箇所の見逃しを防ぎ、異常停止を未然に防止
  • 稼働中の設備データが自動で記録されることで、レポート作成にかかる時間や手間の削減が可能
  • 発注漏れや突発停止がなくなり、安定的な操業が可能

ショットブラスト工程の完全無人化に向けたプロセス

完全無人化までのプロセスを独自の観点でカテゴライズし、段階ごとに人の作業を楽にする各システム商品をご提供します。

現在は「保守・点検」の自動化レベル3まで対応しており、ショットブラスト機が自動で最適な仕上がりと安定稼働を維持するシステム商品を随時拡充しています。

ショットブラスト工程の自動化を実現するシステム商品

【レベル2対応】異常お知らせシステムパッケージ

保守・点検の自動化レベル2では、ショットブラスト機自身でセンシング(判断)することで、従来作業者が行っていた異常の把握や異常箇所の特定を自動化します。

これにより、異常発生から対応完了までにかかる時間や工数の最小化に寄与します。

また、本パッケージは他社製ショットブラスト機への後付け搭載が可能です。無料でトライアルいただけるパッケージもご用意していますので、まずはお使いのショットブラスト機でその効果をお試しください。

自社製ショットブラスト機向け「自動設備診断」機能を搭載
  • 稼働前にインペラや集じん機など各部位の状態を診断し、点検が必要な箇所をお知らせ
  • 稼働中も常時各部位の稼働状態を監視することで“いつもと何か違う”を察知し、計画的な保全が可能
  • お知らせがあるまで、メンテナンスの心配不要で他の作業に集中可能
自動設備診断 総合結果
他社製ショットブラスト機向け計測値を記録・出力するC-BOXとモニタが付属
  • インペラ投射量の変動や集じん機フィルタの目詰まりなどを監視・記録・お知らせ
  • 大がかりな改造や制御システムの変更不要で、既設機への後付けが可能
持ち運びに便利な収納ケース
人の作業において期待される変化
  • 稼働前に各部位の状態をチェックする手間を削減
  • 加工中のモータの電流値に異常がないか、随時確認する手間を削減
  • 加工中の集じん機差圧を随時確認する手間を削減
  • 異常発生を知らせるアラートが出るまで、他作業に集中
  • 異常箇所の特定・対応にかかる時間を短縮し、生産ロスを低減
品質に対して期待される変化
  • 仕上がりに影響が出る前に異常発生に気づき、対応できるため、不良品低減に貢献
  • 作業者の経験値による異常認識や対応速度のバラつきがなくなり、安定操業に寄与

【レベル3対応】品質安定・省人化サポートシステム

保守・点検の自動化レベル3では、稼働前・稼働中にショットブラスト機自身が異常傾向を把握し、フィードバックを行うことで最適な設備状態を自動で維持する「システム商品」を各種取り揃えています。

常時監視して異常傾向から今後の設備状態を予測することで、“いつもと何か違う”段階での対応が可能となります。さらに、仕上がり不良や操業停止レベルの不具合が発生する前に予防保全できるため、仕上がり不良や異常の発生そのものを最小化します。

また、随時インペラの電流値を確認して補給しなければならなかった投射材も、減りを検知して必要量を自動で補給するため、加工中に逐一気にしながら作業する必要がなくなります。

搭載機能

定風速制御

集じん機フィルタの目詰まりを検知後、風速を自動調整し、一定の投射材粒度で仕上がり品質を安定化

集じん機省エネ運転

インバータで集じん機ファンの回転数を制御し、自動で稼働状況に合わせた最適な集じん風量を維持

投射材自動補給装置

投射材の減りを検知後、適量を自動で補給し、投射量を一定に保つことで仕上がり品質を安定化

差圧自動シェイキング

集じん機フィルタの目詰まりを検知後、自動シェイキングで付着した粉じんをふるい落とし、集じん性能の低下を防止

人の作業において期待される変化
  • 投射材の粒度が安定することで仕上がり不良を未然に防ぎ、再加工のムダ工数を削減
  • 粉じんの飛散やふるい落としなど、作業者の安全におけるリスクが高い環境・作業を削減
  • 仕上がりや加工中のインペラ電流値を随時確認し、必要都度重い投射材袋を持ち上げる補給作業が不要
  • 異常箇所の特定・対応にかかる時間を削減し、生産ロスを低減
品質に対して期待される変化
  • 仕上がりに影響が出る前に自動で調整されるため、不良品低減に貢献
  • 作業者の経験値による異常認識や対応速度のバラつきがなくなり、安定操業に寄与
  • 作業の熟練度にかかわらず、誰でも同じ加工が可能
  • 作業者の経験値による対応の差がなくなり、仕上がり品質が安定

対象のショットブラスト機はお問い合わせください

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