

どうやって作るの?
鋳物の作り方はさまざまです。中でも最も一般的なのが、砂の型を使う方法です。
実際に、「新東いものキャンパス®」での鋳物づくりの様子をご覧ください。
- 1. 粘土の混ざった砂と、砂を入れる枠、模様のついた模型を用意します。

- 2. 砂型(下側)をつくります。
- 3. 砂型(上側)をつくり、2つの型を合わせます。
- 4. 金属を溶かして、砂型の中に流し込みます。
- 5. 金属が冷えるのを待って砂から取り出し、製品以外の部分を切り取ります。
- 6 完成!

さらさらの砂を固める?
通常、砂は粘土や粘結材(砂を固める薬品)を混ぜて固めますが、さらさらな状態のまま固める方法も存在します。
Vプロセスと呼ばれる日本生まれの方式は、さらさらな砂をフィルムで覆い、真空状態にして固めます。さらさらな砂を使うことで、容易に美しい鋳物を製造できます。
ピアノ内部の金属フレームなども、この工法で作られています。
