SEMINAR
表面処理
金属積層造形(金属AM)部品における
新東工業独自の仕上げプロセス
近年注目されている3Dプリンタを用いた金属積層造形(金属AM)部品は、複雑な立体形状を製作できるメリットがある反面、造形後の製品表面に課題が残ります。
このセミナーでは、金属AM部品の表面性状を改善する新東工業独自の仕上げプロセスをご紹介します。
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POINT
金属積層造形(金属AM)部品は、製品表面の表面粗さが粗くなる上、スパッタや空孔といった表面欠陥が発生してしまいます。これらの表面性状に関する課題をクリアすることが、金属AMには求められています。
新東工業が提供するブラスト処理とEBポリッシング(大面積電子ビーム照射法)を組み合わせた仕上げプロセスを実施することで、金属AMの表面粗さを10μmRz以下に抑え、表面欠陥も修復することができます。
金属AM部品の仕上げ方法として知られるEBポリッシングを行うと、製品表面に引張残留応力が発生し製品の強度が低下するという課題があります。
新東工業の仕上げプロセスでは、前段にブラスト処理を行うことで圧縮残留応力を付与するため、製品強度の低下を抑えることができます。
本セミナーの関連研究
「チタン合金AM造形物の表面仕上げにおけるブラスト処理とEBポリッシングの相乗効果」
岡山大学 篠永,小林,片山,岡田,新東工業(株) 辻
電気加工学会全国大会(2021) 2021年11月25日
*2021年度電気加工学会大会賞受賞
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PICK UP
3Dプリンタによる金属AM品の面粗さ・強度改善