お知らせ

集塵機用難燃性カートリッジフィルタ「FRシリーズ」のラインアップを拡充

静電気による着火を抑え、粉塵火災リスクを更に低減する帯電防止仕様を新発売

 

 

新東工業株式会社(本社:名古屋市、社長:永井 淳)は、粉塵火災リスクの低減に貢献する集塵機用難燃性カートリッジフィルタ「FRシリーズ」について、火災リスクをさらに低減する「帯電防止仕様」を新たに販売開始いたします。

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粉塵火災は、モノづくりの様々な現場で発生する可能性があり、工場で働く従業員の安全を脅かすだけでなく、企業の生産活動も停止させる恐れがある重大な災害です。粉塵火災の着火源には、溶接作業やレーザ加工機の運転時に粉塵とともに集塵機に吸引される火の粉のほか、集塵機のフィルタに蓄積した静電気が挙げられます。このため、集塵機のフィルタには着火リスクを低減させる「帯電防止機能」が求められており、当社においても、これまでは導電性素材を用いた「帯電防止フィルタ」の販売を行ってまいりました。

 

今回当社が新たに販売を開始した帯電防止仕様の難燃性フィルタは、これまでの帯電防止フィルタに当社独自の難燃加工を施した集塵機用フィルタです。このフィルタを集塵機に搭載することで、静電気による火災発生のリスクと、着火した場合の延焼リスクの両方を低減することが可能になりました。フィルタの難燃性能については、燃焼性に関する試験(UL94V試験)にて、最高評価(V-0)をクリアしており、万が一の着火時においても、延焼による被害を抑えることが可能です。※1

 

 

今回ラインアップを拡充する集塵機用難燃性フィルタの他にも、粉塵火災の対策アイテムとして、「湿式チャンバ」や「早期火災検出システム」を販売しています。当社は今後も、働く人の安全と健康、そして快適な作業環境の実現に向けて、粉塵火災リスクの低減に貢献してまいります。

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※1:帯電防止仕様は火災発生を100%防止するものではありません。また、難燃性能については延焼による被害を抑えるものであり、火災発生を防止するものではありません。

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