お知らせ一覧

ブラジル生産子会社「シントー・ブラジル・プロドゥトス社」が50周年

ブラジル生産子会社「シントー・ブラジル・プロドゥトス社」が50周年

 

新東工業株式会社(本社:名古屋市、社長:永井 淳)の子会社で、鋳造装置やショットブラスト機、表面処理用の投射材などを生産するSinto Brasil Produtos Limitada(シントー・ブラジル・プロドゥトス社、以下BRS、ブラジル・サンパウロ市)が創立50周年を迎えました。新東工業は、日系製造業としては早い段階でブラジルに進出。進出したものの撤退した日系企業が少なくない中、BRSは現地に根を張り、当社の鋳造設備事業、表面処理事業の南米市場開拓の重要拠点として着実に成長してまいりました。

 

永井淳(右端)とBRS幹部ら

 

9月21日(現地時間)、現地で50周年を記念して式典を開催。新東工業社長の永井淳やBRSの社員、取引先など関係者約150人が節目を祝いました。式典で永井は「長い歴史の中で何度も苦難を乗り越え、確固たる基盤を築いてきました。これは皆さんの頑張りの賜物です。感謝の気持ちとともに、60周年、70周年ともっと強い会社になることを期待しています」とあいさつしました。

 

あいさつする永井淳

 

新東工業の提携先である米国の企業が、BRSの前身となるホイールアブレーター・ド・ブラジル社を1973年8月に設立。1974年12月に新東工業と新東ブレーター(後に新東工業と合併)が出資し、合弁企業となりました。大幅な景気後退やハイパーインフレなど厳しい経済環境だった80年代に、投射材事業を開始。これにより安定した収益を上げ、事業を発展・継続してきました。提携先の資本撤収を受け、1996年に当社の全額出資子会社となりました。98年に現社名に変更しています。今後は設備の受託製造やメンテナンス業務も請け負って現地調達のニーズに対応し、機械メーカーが少ないブラジルにおいて、現地のものづくりをより幅広く支えていきたいと考えております。

↑