3Dセラムシントー・アメリカ社、NASAマーシャル宇宙飛行センターとパートナー契約を締結
新東工業グループの3D Ceram Sinto, Inc. (3Dセラムシントー・アメリカ社、米国・ミシガン州 グランドレッジ市)は、 7月15日にアメリカ航空宇宙局マーシャル宇宙飛行センター (以下、NASAMSFC)から、国際宇宙ステーション(以下、ISS)で実施する宇宙暴露実験(以下、MISSE)※ の支援企業(共同開発パートナー)として選定され、大型3Dプリンターを販売する契約を締結しました。
MISSEは宇宙空間で行われる実験の一つであり、対象となる材料をISSの外側に長期間剥き出しでさらし、材料が受ける劣化等の影響調査を目的として行われます。3D Ceram Sinto, Inc.は、 2025年6月に実施が予定されている宇宙空間での実験に向けて、まずは大小20個のセラミック製サンプル部品を8月末から造形して10月までに提供します。
今般3D Ceram Sinto, Inc.が提供するサンプル部品はISS外部に設置されるパネルに6ヶ月間固定され、無重力、太陽からの放射線等 宇宙空間の影響を試験します。
セラミック材料と3Dプリンターによる造形プロセスが宇宙空間で評価されれば、飛行にふさわしい高温構造やヒートシールドの造形をはじめ、多くの部品の造形を可能にします。
※MISSE:https://www1.grc.nasa.gov/space/iss-research/misse/
【3DCeram-sinto, Inc. (3Dセラムシントー・アメリカ社)】
所在地 | 米国・ミシガン州グランドレッジ |
設立 | 2018年11月 |
資本金 | 100万USドル |
事業内容 | セラミック用3Dプリンター装置、材料の販売 |