分散

分散

ほぐす

粒子が凝縮しダマがある状態から、均等にほぐされた状態へ。
シンプルでコンタミ対策に優れ、品質向上に貢献します。

凝集粒子を「ほぐす」ソフトな分散を実現する湿式分散装置

  • コンタミ対策に優れるメディアレス式
  • 低粘度から高粘度(~25万mPa・s)のスラリーに対応
  • シンプルなメカニズムで分散度を的確にコントロール

特長

安定した分散処理

ミキサーの運転条件を調整することで安定した分散処理が可能です。

< 粒子分布の変化 >

安定した分散処理

シャープな粒度分布を実現

テスト事例


原材料:酸化チタン粉末10wt%混合水
テスト装置:CDMX卓上機

処理時間の短縮

1パスで分散が完了。処理時間の短縮が可能です。※原材料種類、運転条件に依存します。

< 粒子径の変化 >

処理時間の短縮

処理時間が短縮

一次粒子へのダメージを防止

ディスク間にせん断力のみが作用。
一次粒子を傷つけません。

一次粒子へのダメージを防止

過分散の防止

せん断力の制御で、粗大な凝集粒子のみを解砕します。

異物混入の防止

メディアレスのためコンタミ対策に優れる。

清掃・メンテナンスが容易

コンパクト・シンプル構造によりメンテナンスが簡単です。

構造

分散度のコントロール

ディスパライザー断面イメージ

構造

ミキサーの3つの運転条件を調整し、お客様の用途に最適な分散処理を行います。

① ディスクの回転数
回転数が多い程、分散力が大きくなります。(最大:12,000rpm)
② ディスクのクリアランス
クリアランスが狭い程、分散力が大きくなります。(最小:50μm)
③ 原材料の循環時間
循環時間が長い程、分散が進行します。

運転方式

原材料の特性、前後工程の設備に合わせた方式をご用意します。

パス方式例

シングルタンクパス方式

ダブルタンクパス方式

循環方式例

シングルタンク循環方式

ナノ分散機との複合システム

用途

  • 燃料電池
  • 二次電池
  • 封止材
  • 導電性ペースト
  • 接着剤
  • 顔料・インク
  • 放熱シート
  • 電子材料部品
  • カーボンナノチューブ(CNT)
  • 触媒
  • セラミック 他

商品ラインアップ

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