排ガス浄化
環境に優しい省エネシステムエンジニアリング
排ガス処理設備の省エネシステム
RTOは直接燃焼式に比べて環境面、コスト面で大きなメリットがありますが、付帯設備との組み合わせにより更なるランニングコスト・環境負荷の低減が可能です。
排ガス処理の3R(スリーアール)
処理ガスのリデュース
濃縮装置でCO2排出量を削減
①VOC濃縮装置
大風量、低濃度のVOCガスに対しては濃縮装置との組み合わせをご提案します。VOC濃度を高くし、全体の処理風量を減らすことで燃料消費量を減らし、CO2排出量の削減に貢献します。
廃熱をリユース
熱交換器で乾燥ラインへ
②熱交換器
処理後の高温ガスは熱交換器を利用することで熱を高温ガスとして再利用します。乾燥炉などへ供給する熱風として最適で、生産設備全体として省エネを図ることができます。
廃熱のリサイクル
廃熱ボイラで蒸気として再利用
③廃熱ボイラ
処理後の高温ガスを蒸気エネルギーに変えて有効利用します。燃料焚きボイラの稼働量を減らし、大幅なCO2の排出削減を実現します。
排ガス浄化技術
蓄熱式排ガス燃焼装置(RTO:Regenerative Thermal Oxidizer)(ECR除く)
有機系悪臭あるいは揮発性有機化合物(VOC: Volatile Organic Compounds)を800℃以上で高効率に燃焼分解します。RTOはハニカムセラミックスによる蓄熱効果を用いることで非常に高い熱交換効率が得られるため、常に燃料を消費し続ける直接燃焼方式に比べてランニングコストを大幅に低減することができます。
直接燃焼式と蓄熱燃焼式のランニングコスト比較※
一定のVOC濃度と燃焼室温度が満たされるとVOCが自燃するため燃料による燃焼が不要になります。従って、VOCの分解に必要となるランニングコストはゼロとなり燃料消費量を大きく削減することができます。経済的かつCO2排出量の削減にも貢献します。
※トルエン150ppmを100Nm3/minで処理した場合の年間(6000時間)LNG消費量
独自のハニカムセラミックスを採用
接触面積を大きくすることで、高い熱交換率を実現するとともに、ガスを直線的に流すことで圧力損失を抑え、
タールの付着を抑制します。
エコテックカンパニー
営業グループ