新東の集塵システム
⾃然環境に優しい環境設備
無駄を無くして省エネ運転につなげます。
ファン:周波数制御
インバータを⽤いて集塵機の処理⾵量を制御します。ダンパによる⾵量調整に比べ、消費電力を抑えCO2排出量を削減します。
排気のキレイを監視
作業環境だけでなく地域環境も監視できます。
粉塵漏れセンサ
集塵機より排出される空気に含まれる粉塵濃度を監視します。肉眼ではわからない微量の粉塵漏れを検出し、フィルタ破損や吹きもれ現象を早期に発見。粉塵飛散による被害拡大を予防します。
集塵機稼働中の火災をいち早く見つける
火災早期検出システム
粉塵漏れセンサ
フィルタの焼損や破れにより漏れ出したダストを検出し、異常信号を出力します。集塵機運転中の火災に有効です。
煙センサ
火災による発煙を感知し、異常信号を出力します。集塵機停止中の火災検知に有効です。
温度センサ
火災による集塵機内の温度上昇を検知し、異常信号を出します。
燃やさない、すぐに消火
火災早期検出システムと連携した火災対策
難燃性フィルタ
難燃性能の高いフィルタにより、フィルタ自体の延焼を抑制します。
入口/出口遮断ダンパ
万が⼀火災が発生した際に集塵機の入口側/出口側を遮断することで集塵機内への大気流入を遮断し、酸欠状態とすることで鎮火を促します。
消火装置
不活性ガス(N2など)の吹込みや散水管による水の噴霧により延焼を抑えます。
ダクトに堆積させない
ダクトに粉塵が堆積すると落下や火災の原因になります。
ファン:自動定風量制御
集塵機のファンをインバータで制御します。吸引風量(ダクト内流速)が常に⼀定になるように調整し、意図しない風量低下を抑えることでダクト内の粉塵堆積を抑え、常に安全で安定した吸引ができます。
粉塵堆積検知
吸引ダクトの粉塵堆積を検知します。異常を早期発見し予防保全につなげます。
ダクト点検口
吸引ダクトの粉塵堆積状況を目視で確認し、清掃作業を行うための点検口です。
静電気を帯電させない
粉塵の摩擦により発生する静電気は火災や爆発の着火源となります。
ボンディング
吸引された粉塵の摩擦により発生する静電気は粉塵爆発・火災の着火源となることがあります。集塵機本体や吸引ダクトのフランジ部を導通させ、装置全体でアースを取ることで発生した静電気を逃がします。
帯電防止フィルタ
導電性素材のフィルタです。粉塵のろ過や払落しの摩擦などによって発生した静電気を逃がします。
粉塵爆発から身を守るために
万が⼀の粉塵爆発から働く人と設備を守ります。
爆発放散口
万⼀の粉塵爆発時に爆発圧力を安全な方向へ逃がし、集塵装置の破損を抑制します。
爆風緩衝ダンパ
集塵機内で粉塵爆発が起きた際、爆風が吸引側へ流れないようにするための逆止ダンパです。
集塵機の中も常に綺麗に
ホッパの中に捕集粉塵を溜めないことが安全の第⼀歩です。
ブリッジブレーカ
付着性の高い粉体や繊維状の粉体は集塵機ホッパ内にブリッジを形成し、ホッパから正常に排出できなくなることがあります。ホッパ内の堆積粉塵に対して衝撃や振動を与えることで堆積を緩和し、正常に排出されるようにします。
ホッパレベル計
ホッパ内に溜まった粉塵を検知して異常信号を出力します。
付帯設備
効率よく捕集する
様々な工程・環境で発生する粉塵。それらを拡散させずに効率よく捕集するため、最適なフード形状を選定してご提案します。
集塵機の騒音対策
送風機から発生する騒音を抑えます。送風機を防音ボックスで囲い、消音性の高いマフラーを経由して排気します。
より綺麗な排気を実現
集塵機の後段に2次フィルタを設置することで、より綺麗な排気を得ることができます。
排気の臭いも脱臭処理
デオサーモ:排ガスに含まれるVOC(揮発性有機化合物)や悪臭を分解除去します蓄熱燃焼式のため、分解効率やランニングコストに優れています。
活性炭吸着塔:活性炭を用いて集塵機の排ガスに含まれる悪臭成分を吸着・除去します。
高温ガスの集塵に
冷却塔:溶解炉、焼成炉などから排出される高温ガスを集塵機の常用耐熱温度以下まで冷却します。
粗粉塵の捕集に
集塵機の前段に前処理装置を設置することで、粗粉塵によるフィルタの摩耗を抑制し、より長持ちさせます。また、サイクロンでは火の粉の熱エネルギーを取り除く効果も期待できます。
フィルタの保護と払落し性能向上
プリコート投入装置:吸引ガスの中に不活性剤(ろ過助剤)を噴霧します。不活性剤によりフィルタ上でのダストの延焼を抑制します。