中期経営計画『「共創」~新しい価値を求めて~』
地球とともに、仲間とともに(2024年度~2026年度)
自動車業界の変革、少子高齢化、情報技術の進展など時代が大きく変化する中、「モノづくりの心を大切にして、社会に貢献したい」というの思いのもと、モノづくりの新たな価値を創造し、世界の仲間たちと感動の共創を目指していくという思いを込めて、中期経営計画「共創」を策定致しました。
また、マテリアリティ(重要課題)への取り組みも加速させ、社会課題を解決し、地域社会の発展に貢献していきます。
- ① 既存のお客さまを大事にする
- ② 付加価値の追求で競争力UP
- ③ 効率化によるムダ排除・正味率UP
数値目標
本中計は、売上高EBITDA比率8%以上を最終目標としており、「キャッシュを生み出す力」を強化していきます。
売上高EBITDA比率(EBITDAマージン)8%以上
- 新規お客さま数
- +3,900社 ※消耗品+1,400社含む
- 部品カバー率
- 5ptアップ
- 売上総利益率(粗利率)
- 3ptアップ
- 一人あたり付加価値額
- 10%アップ
基本方針
① 既存のお客さまを大事にする
既存のお客さま一社一社にしっかりと寄り添い、多様化する設備投資ニーズを満たす提案をし、一緒になって新しい価値を生み出します。
お客さまの設備を止めない
お客さまとともに成長
自動車業界を例にあげると、EV化の進展に伴ってモノづくりが変わり、業界再編が進んで新しい取り組みが求められる中、こうした変化に対応するために、お客さまと一緒になって、技術開発を行ない、お客さまとの絆を大切にして、ともに成長していきます。
② 付加価値の追求で競争力UP
多様化するお客さまニーズを満たす付加価値を追求し、差別化された商品を提供することで、事業の成長を目指します。
お客さまニーズ
火災対策で働く人の作業環境を
安心・安全に
粉塵火災対策システム
お客さまニーズを満たすために、環境改善や、人手不足に対応する設備の自動化提案、デジタル技術を用いた安定稼働の見える化といった観点で、設備に付加価値を"プラス"するご提案を推進していきます。
③ 効率化によるムダ排除・正味率UP
※正味率:業務のムダを排除して付加価値を生む働く時間の割合
少子高齢化により人手不足が深刻化しており、技能の継承や働き方改革への対応が求められる中、効率化を追求します。
効率化
デジタル技術を活用した
業務改善や自働化
スキルアップ
一人ひとりが
自分の能力を伸ばす
事務業務のデジタルへの置き換え、デジタル技術活用によるものづくり進化で設計、製作・工事時間の短縮などで効率化を図り、省人化を推進していきます。
一人ひとりがデジタル技術を使いこなすためにも、個々のスキルアップを図ることが大事です。
マテリアリティ
– 社会課題の解決に向けて -
- 目指す姿 -
世界の仲間たちと感動の共創
- 環境(サステナビリティ)
-
循環型社会の実現
温室効果ガスの削減、資源循環の推進、有害物質への対応、エコ意識の醸成
- 人材
-
社員の成長と働きがい
One Global Sintoの推進、ダイバーシティの推進、健康増進への取り組み、働きやすい環境づくり
- 技術開発・ものづくり
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持続的成長に向けた技術、ものづくり力
技術融合による新事業開発、知的財産への戦略強化、安心・安全な製品づくり
- ステークホルダー
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社会、ステークホルダーとの絆づくり
お客さまとの絆づくり、取引先との絆づくり、株主・投資家とのコミュニケーション、地域社会への貢献
- 企業基盤
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健全でサステナブルな経営
コーポレートガバナンス、コンプライアンス、リスクマネジメント
製品の販売、アフターサービスや技術提供だけではなく、社会課題解決と未来への布石づくりとして、5つのマテリアリティを特定しています。
それぞれの課題に真摯に向き合い、サステナビリティ社会実現に貢献出来るように取り組んでいきます。