表面評価技術
表面評価技術「Sightia®」
Sightia®(サイティア)とは、表面処理をトータルに行う新東工業が開発した、ブラスト及びピーニング処理後の表面に対する評価を行う技術の総称です。
自動車や航空機、建設機械等の構成部品のほか、ばねや金型、工具など、あらゆる業界に貢献する技術です。
ショットピーニング工程の信頼性向上・品質確保に貢献
ショットピーニング工程に表面評価装置を組み込み、インライン全数検査を行うことで、ピーニングプロセスの信頼性向上に貢献します。
目の行き届かない協力工場や海外拠点などでも、製品個々の応力値と処理有無による管理が可能になります!


インライン組込み例
OK判定の製品は次工程へ流れ、NG判定品はライン外にはじかれます。はじかれた製品はμ-X360sで詳細を分析し、NGとなった原因を特定します。

OK判定→ 次工程へ
NG判定→ X線応力測定装置 μ-X360sへ
製品の特長を動画でご紹介
(2分9秒)
インライン組込みイメージ
(42秒)
渦電流非破壊検査装置ECNI-Ⅰ
インライン加工ムラの検出に
(43秒)
X線応力測定装置PSMX-Ⅱ
インライン表面残留応力測定に
渦電流非破壊検査装置ECNI
プローブ内のコイルに交流電流を流して加工程度を測定。 加工漏れ・加工ムラの検査で不良品流出を防止します。

商品名
渦電流非破壊検査装置
【ECNI-Ⅰ、Ⅱ】
特長
非破壊で加工面全体を検査
ピーニング加工前、加工後の検査で正常加工品と加工漏れ・加工ムラ製品を判定し、不良品流出を防ぎます。

判定結果を日時ごとに記録可能
お客様にてデータを管理していただくことにより、日ごとの処理状況が管理可能です。
さらにECNI-Ⅱなら
製品内部を細分化した測定値を
グラフ化して合否を判定
加工状態を2次元グラフで表現
製品内部の加工状況を、連続する周波数の分布として2次元グラフで表現。加工傾向が一目でわかります。

判定基準と判定方法を組み合わせることで高度な品質判定が可能

エリア判定

ピーク判定

面積判定
設置方法は3パターン

装置組込み

ライン組込み

マニュアル検査
X線応力測定装置PSMX-Ⅱ
インラインタイプのX線応力測定装置です。一個流し工程に組み込むことで、サイクルタイム内に表面残留応力の全数検査を行います。

商品名
X線応力測定装置
【PSMX-Ⅱ】
特長
製品個々の表面残留応力を非破壊で測定
アークハイトやカバレージでの工程能力確認による品質管理や、抜取・破壊検査による応力測定に代わり、X線で表面残留応力を全数検査します。

わずか10秒の照射で応力を測定
高速測定の実現により、インライン組込みが可能に。サイズも小さくコンパクト。

ワークに合わせた設定が可能
測定位置や測定箇所数、サイクルタイムなど、ラインに合わせて条件を事前に設定し、最適な測定を行います。
既設機への組込みも可能
新規ピーニング装置へのご提案はもちろんですが、現在ご使用中のピーニング装置への改造も承ります。
応力・オーステナイト測定器の正確性を確認
従来、高度な専門知識が必要な測定値の正確性確認に対して、確認したい応力値範囲と同じ組成のバルクで確かめられる基準片を開発。
実際の工程・製品に合わせた材質・応力の基準片により、製品に近い条件での正しい応力測定、確かな品質管理が可能になります。
測定サービス
Sightia®に加え、各種測定装置も取り揃えております。最新の加工設備・測定装置を活用してお客様へ「技術」・「加工」・「評価」の支援をいたします。ブラスト・ピーニングに関する測定は新東にお任せください。
設定項目

新東で測定をするメリット
- ブラスト・ピーニングを熟知したスタッフが測定作業を実施
- 試作加工と測定が一か所で可能なため、 移送・発注の手間と時間の削減に貢献
- お客様お立合いの上、加工・測定・評価まで実施可能
サーフェステックカンパニー
営業グループ