ダイカスト金型の表面最適化技術
鋳造不良低減工法「D-FLOW®」
ダイカスト金型へ細かなディンプルを形成することで、鋳造時の湯流れを変化させ、溶湯の表層の温度低下、凝固速度の違い、流速の違い、空気の巻き込みによる不良発生を大幅に低減させます。
品質安定
鋳造不良発生率50%削減 ※各種条件により異なります。
コストダウン
不良低減や金型償却費の低減による製造コストの削減
不良低減によるCO2削減効果
対象不良
- はがれ
- 焼付き
- 湯境
- 湯じわ etc.
不良発生率 50%削減 を実現!
※各種条件により異なります
欠陥改善事例
はがれ
未加工品
D-FLOW®加工品
鋳巣
未加工品
D-FLOW®加工品
焼付き
未加工品
D-FLOW®加工品
鋳造不良低減原理
ディンプルが生み出す11の効果
D-FLOW®による表面ディンプルは鋳造不良を低減するだけでなく、金型管理工数や後工程の低減などにも貢献し、高い波及効果を生み出します。
耐ヒートチェック性改善工法「D-CHECK®」
ヒートチェックを抑制し、型寿命2倍以上を実現します。
※ 各種条件により異なります
※ ヒートチェック : 金型表面に対する熱膨張と冷却収縮の熱応力の繰り返し負荷による熱疲労き裂のこと
通常時
ヒートチェック発生時
長寿命化
未処理品と比較し型寿命2倍以上
品質安定
型寿命延命により安定操業に貢献
コストダウン
金型のメンテナンス頻度を大幅低減
効果
残留応力の一例
金型表面に残留応力が付与されヒートチェックの発生を抑制します。
表面粗さの一例
表面粗さへの影響はほとんどありません。
メカニズム
金型長寿命化「D-SCC®」
応力腐食割れ抑制し、型寿命3倍以上を実現します。
※ 各種条件により異なります
長寿命化
未処理品と比較し型寿命3倍以上
品質安定
ダイカスト製造のハイリサイクル化、ダイカスト製品の大物化にも対応
コストダウン
金型のメンテナンス頻度を大幅低減
メカニズム
応力腐食割れの3要因 / 残留応力の一例
D-SCC®プロセスにより残留応力を付与し
引張応力要因をなくすことで応力腐食割れを抑制。
熱応力の繰り返しによる疲労破壊も抑制します。
ダイカスト製品の歪み抑制バリ取り技術
ダイカスト製品の薄肉化・軽量化に伴いショットブラスト加工を行う際に製品の歪み・変形の抑制が課題となっております。
弊社では、最新の技術により歪み・変形の発生を抑制したバリ取り工法をご提案します。
歪み抑制により品質向上に貢献します。
歪み抑制技術のポイント
広範囲型インペラの搭載により、ダイカスト製品の歪み抑制バリ取りに対応します。
直進型インペラ
ショットが集中的に投射されるため
歪みが発生しやすい。
広範囲型インペラ
ショットが分散して投射されるため
歪みが抑制される。
加工事例
パソコンケース
未加工品
加工後
サーフェステックカンパニー
営業グループ