残留応力基準片 CMRS残留オーステナイト基準片 CMRA
出力された測定値、その"正しさ"は確かですか?
従来、測定値の正確性を確認するには、専門知識が必要とされていました。
そこで新東では、応力測定、オーステナイト測定の測定器に対し正確性を確認するツールとして基準片をご提案します。
- 対象部品の応力範囲はゼロ付近ではないのに、ゼロ点のみで校正を実施している
- 評価したい材質はバルク(かたまり)なのに、金属粉末でゼロ点で確認している
- オーステナイト測定値にバラつき(差)が発生する
このような測定業務でのお困りごとはありませんか?
CMRS、CMRAなら確認したい応力値範囲を同じ組成のバルクで確かめることができます。
用途・メリット
難しい測定原理は一切なし
CMRS、CMRAを使うだけで、測定器の出力の正確性確認が可能
測定器のメンテナンスに
日常検査の前にCMRS、CMRAでチェックすることで、測定器に異常がないか確認可能
測定器差、測定方式による違いの確認に
測定器の切り替え検討時などに新しい測定器の信頼性を証明
測定器の不具合確認に
出力値の正しさによって、管球の劣化など不具合の早期発見が可能
商品名
残留応力基準片 CMRS
用途・メリット
ニーズに応じた材質・応力値
実際に応力を測定する工程・製品に合わせた材質・応力でラインアップより製品に近い条件の基準片で正しい応力測定による確かな品質管理を実現
世界初のバルクタイプのゼロ応力※1基準片
従来、無応力状態の粉末試料測定によるゼロ応力確認が一般的とされる中、世界初となるバルクタイプの基準片を開発
検査対象と同じ製品状態での測定が可能
※1 極低応力:>-50Mpa
仕様
型式 | CMRS-16 | CMRS-08 | CMRS-04 | CMRS-00 | CMRS-00AL | CMRS-02AL |
---|---|---|---|---|---|---|
応力値 | -1600MPa | -800MPa | -400MPa | >-50MPa | >-50MPa | -200Mpa※2 |
材質 | SCM420 (ギヤ材) |
SUP9 (ばね材) |
SM490 (溶接材) |
SUP9・SCM420 | A7075 (超々ジュラルミン) |
|
寸法 | W40×D40×H20mm(測定時) | |||||
測定面※1 | φ20mm | φ19mm | □20mm | SUP9:φ19mm SCM420:φ20mm |
□20mm | |
内容物 | 残留応力基準片(防錆紙による梱包)、検査成績書 |
※1 寸法は予告せず変更となる場合がございますのでご了承ください。
※2 応力飽和のため変動の可能性あり
商品名
残留オーステナイト基準片 CMRA
用途・メリット
測定困難なオーステナイトに対応
測定が難しいオーステナイトの基準片をラインアップ
ニーズに応じた残留γ値のラインアップを拡充予定
仕様
型式 | CMRA-10 |
---|---|
残留γ | 10%(±3%) |
材質 | SKD11(合金工具鋼) |
寸法 | W40×D40×H20mm(測定時) |
測定面 | □20mm |
内容物 | 残留γ基準片(防錆紙による梱包)、検査成績書 |
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